「海のいろいろ」カテゴリーアーカイブ

しらす船の特徴を周知。相模湾で航行予定の船長必読!

先日2017年12月10日(日)8:30頃、平塚新港付近にて、当組合のシラス漁が操業中の網をプレジャーボートがひっかけ、網が破損する事故が起こりました。事故を起こしたプレジャーボートは、そのまま逃走しましたが、目撃した他プレジャーボートの情報によるとレンタルボートであることが判明しています。
このような事故は両者にとって良いことはなく、再発防止を目的に記事にいたします。周知にご協力お願いします。
シラス漁は下記図のようにシラスの群れを見つけ、シラスの群れを網で囲んだ後、網を引き寄せて獲る漁業です。網をかけた状態で、最大約200m網が出ています。しらす船の特徴2

シラス船の特徴は、漁船の後部に揚網機(ボールローラー)が付いています。網揚機を使ってロープと網をたぐり寄せ漁獲します。また、漁をしている船は鼓型の形象物を付けて操業しています。シラス漁船がいる時は、近づかないでください。
しらす船の特徴新港付近は、漁船だけでなくサーフィンやパドルボードなどマリンレジャー、スポーツを楽しむ姿も多く見受けらます。十分に注意して航行しましょう。船舶を利用する可能性のある方々におかれましては、今一度ご確認を頂き、関係船舶にも安全航行の周知をよろしくお願い致します。

相模湾ネイチャーウォッチングクルーズを実施(^^)/

2017年12月9日(土)
FeelSHONAN!ひらつかタマ三郎漁港発!
「相模湾ネイチャーウォッチングクルーズ」が開催されました。当日、好天に恵まれ、冬場の澄んだ空気の中、素晴らしい相模湾クルーズとなりました。協力は、遊漁船「庄治郎丸」。日本野鳥の会神奈川県支部によるカンムリカイツブリなど野鳥の観察、解説をはじめ、烏帽子岩・江ノ島、そして平塚の街を海から眺めました。
平塚沖にある東京大学の平塚沖観測タワーにも接近、途中、船釣や平塚沖で行われている漁業についても勉強しました。
20171209相模湾ネイチャーウォッチングクルーズ
多くの参加者が平塚市在住でしたが、長年平塚市に住みながら、沖合から自分たちの街を眺めたのは初めて!と感動。季節が変われば、また違った側面も見れると、次回は暖かい季節に開催してほしいと要望も上がりました。
NPO法人暮らし・つながる森里川海は、「プロジェクト里海づくり」の一環として湘南の海の自然と触れ合い、自然環境の保全と海の利用促進を図ることねらって今回このクルーズを開催。当組合としても、今後こちらの団体と連携し以前平塚沖に設置した間伐材魚礁の再設置も含め検討していきたいです。
今後も海・川・山のつながりを大切にしていきたいと思います。

今シーズン2回目の海底耕耘を行いました

毎年恒例の海底耕耘事業、今年度2回目を行いました。
今日は花水川河口沖海域を中心に耕耘しました。

(耕耘機引き揚げ作業の様子)
この事業は海底を耕すことで固まった海底をほぐし、海底土壌改良を
することで魚の集まりやすい環境を作るという目的のほか、資源の
調査も含んでいます。
毎年6回の耕耘事業を行っていますが、少しでも効果が出ることを
期待しつつ、今シーズンはあと4回行う予定です。