2022年7月5日(火)~7日(木)の3日間
平塚市立花水小学校にて「海の安全教室」を開催しました。
当組合は、神奈川県水難救済会平塚救難所の事務局として調整開催しました。
教室は、湘南ひらつかライフセービングクラブのメンバーが中心となり、前半は、低・中学年は、クイズ形式で水辺の安全を学び、高学年は、日本ライフセービング協会の「e-lifesaving」を活用して、動画を視聴。水辺の事故事例から水辺の事故についての学習を行いました。海と言えば、津波についても学習。「津波フラッグ」についても確認しました。後半は、心肺蘇生法の中から、胸骨圧迫を体験。万が一事故が起きた時に、どのように行動することが大切かも考え、理解を深めていきました。
平塚市消防署や湘南海上保安署からも職員を派遣してもらい、水辺の事故防止についてメッセージを発信していただきました。ご協力ありがとうございました。
つい先日、残念ながら平塚海岸にて水難事故が発生してしまいました。今回は、遊泳中の事故でした。こういった事故が起きるたびに、今回のような水辺での事故防止教育により防げた事故だったのではと残念な気持ちになります。平塚救難所として、小さな一歩かもしれませんが、ライフセーバー・消防・海保と皆さんと水辺の事故防止の想いを一つにして今回実施できたことありがたく感じております。こういった取り組みが繋がっていけばと思います。
神奈川県水難救済会平塚救難所は例年5月に関係各団体とともに水上パトロールを行ってきました。
このパトロールは、平成13年に作成した「平塚」海・川・浜のルールブックの普及啓発を図り、事故防止とマリンレジャーを行う人々に対しルールやマナーを呼びかける活動です。
「平塚 海・川・浜のルール」
近年は新型コロナウイルス感染症の影響によりパトロールを中止とせざる得ませんでした。
今年は3年ぶりの実施!と関係者一同調整を行いましたが、生憎の空模様に、またまた中止と決断。
しかしながら、密を回避できる河川や海では、解放感がありマリンレジャーを楽しむ方々で賑わっています。
多くの方は、ルールやマナーを守っているところですが、一部利用者においては、知らなかったり、気がつかなったり、他の水面利用者に対する認識が低く、トラブルの原因になったりもしています。
また、北海道知床沖で発生した遊覧船の事故もあり、より一層水辺での事故への意識を高め、関係者一同コミュニケーションをとりたいところです。
救済会平塚救難所 活動イメージ写真
今回は、実際にパトロール指導はできませんでしたが、関連マリーナ各所へは「平塚 海・川・浜のルール」ブックを配布、継続して普及啓発活動と事故防止に対する意識を高めるよう呼びかけを行いました。
皆さまも、ご協力をよろしくお願いいたします。
「平塚 海・川・浜のルール」
2021年7月22日(木・祝)から
平塚海岸に、海水浴場が設置されることが決まっています。
昨年2020年は、コロナウイルス感染症拡大の影響から海水浴場の開設は見送られましたが、今年は、開設され着々と準備が進められております。
設置場所となる、湘南ひらつかビーチパークでは湘南ひらつかライフセービングクラブのメンバーたちが中心となり、監視に必要な備品の搬入などが行われていました。
ライフセーバーたちは、当水難救済会平塚救難所のメンバーでもあり夏季海水浴シーズン以外もコミュニケーションをとりながら、事故防止や海・川・浜のルールの普及啓発などに参加協力してもらっています。
ライフセーバーたちが使用する水上バイクも、神奈川県水難救済会のレスキュー艇であり、必要な際、出動できる時には出艇してもらっています。
ライフセーバーの皆さんは、最前線に立ってもらい、さらにはコロナ禍という状況の中、気を遣う部分も多いですが自身を守りながら、平塚の海を安全で楽しい環境づくりにご尽力いただきたいと思っています。
なお、海上保安庁では、
7/16~7/31までを海の事故防止を推進するため、海の事故ゼロキャンペーンを実施されております♪
〇海の事故ゼロキャンペーンサイト
https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/kaijyoukoutsu/jikozero.html
さらに、7月25日は世界溺水防止デー として世界中で同じ標語を掲げて溺水防止キャンペーンが実施されます。悲しい事故が起きないためにもまずは発信することで、参加したいと思います。
=== 世界溺水防止デー スローガン ===
Anyone can drown, No one should.
人は誰でも溺れる 誰も溺れてはならない
🐟平塚市漁業協同組合🐟 次回、地どれ魚直売会は4/28開催予定 1月~3月はお休み。 メニュー内「地どれ魚直売会」⬇をご確認ください😀