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相模湾ネイチャーウォッチングクルーズ

2019年3月9日(土)
ひらつかタマ三郎漁港(新港)発!
相模湾ネイチャーウォッチングクルーズが開催されました。
これは、【NPO法人暮らし・つながる森里川海】が主催する湘南いきもの楽校の1つです。同NPO法人では、平塚や周辺地域で人と自然が調和したまちづくりや子たちの笑顔があふれるまちづくりの推進をと活動を進めておられます。

開催日当時は、快晴!青空広がる相模湾へ出発です。
森と海は繋がっていることを意識して、沖合から相模川河口を眺めました。 洋上にいる海鳥の観察もテーマの一つ。オオミズナギドリを期待したそうですが、出会うことができませんでした。
しかしながら、北の海に生息するウトウ2羽、カンムリカイツブリやウミアイサ、烏帽子岩で冬を越すハマシギやミユビシギの群れなどを観察することができ、一同大満足!

20190309相模湾ネイチャーウォッチングクルーズ

同NPOは、以前定置網水揚げ見学にて相模湾に数多くの魚が水揚げされ、とても豊かな自然が目の前に広がっていると話されていました。当組合も豊かな自然を利用させていただいている漁業。それらをしかっりと市民の皆さんへ届けたいと改めて感じました。

相模湾の環境保全と水産振興シンポジウムに参加してきました。

2018年10月19日(金)
小田原市生涯学習センターホールにて、「相模湾の環境保全と水産振興」シンポジウムが開催され、参加してきました。
20181019相模湾の環境保全と水産振興シンポジウム
特に印象深かったのは、基調講演。
元水産庁の資源管理室長として取り組まれた方が、退職後、漁業者として仕事しながら、資源管理について改めて考えなおしたお話。資源管理を語る上で基礎的な理論を否定し、資源変動のある現実に即した資源管理、利用をすべきではというお話でした。

特に定置網では、たまたま通りかかり網に入り込んだ魚を獲る漁法なので、毎日必ずこの種類の魚が入ると約束されていない。サバがたくさん入るから、サバを活用した加工品を作ろうと考えているうちに、主体は他魚種に。。。当組合も素直に受けて、我々が引き出しを増やすしかないと。やはり自然そのものをコントロールしようというのが間違いで、自然と共に漁業は営まれているのだから、常に自然と共に対応を。

さて、話は変わって先日、9月末から10月頭にかけて日本列島を通り抜けた台風24号。当漁港も万全の体制で対応しましたが、やはり自然の力はすごかった。漁港内だけでなく、沖合いに設置した定置網でも破網被害が。。今日現在、修理を急いでいるが、まだ水揚げ再開となっていない。。
20181005台風24号により被害あり

しらす船の特徴を周知。相模湾で航行予定の船長必読!

先日2017年12月10日(日)8:30頃、平塚新港付近にて、当組合のシラス漁が操業中の網をプレジャーボートがひっかけ、網が破損する事故が起こりました。事故を起こしたプレジャーボートは、そのまま逃走しましたが、目撃した他プレジャーボートの情報によるとレンタルボートであることが判明しています。
このような事故は両者にとって良いことはなく、再発防止を目的に記事にいたします。周知にご協力お願いします。
シラス漁は下記図のようにシラスの群れを見つけ、シラスの群れを網で囲んだ後、網を引き寄せて獲る漁業です。網をかけた状態で、最大約200m網が出ています。しらす船の特徴2

シラス船の特徴は、漁船の後部に揚網機(ボールローラー)が付いています。網揚機を使ってロープと網をたぐり寄せ漁獲します。また、漁をしている船は鼓型の形象物を付けて操業しています。シラス漁船がいる時は、近づかないでください。
しらす船の特徴新港付近は、漁船だけでなくサーフィンやパドルボードなどマリンレジャー、スポーツを楽しむ姿も多く見受けらます。十分に注意して航行しましょう。船舶を利用する可能性のある方々におかれましては、今一度ご確認を頂き、関係船舶にも安全航行の周知をよろしくお願い致します。