2023年3月27日(月)
豊かな漁場をめざし、海底を耕すことで漁場を改良、海底のゴミも回収、さらには地先の生物資源の調査も兼ねた海底耕耘事業、今年度最後となる6日目を行いました。
この日はどんより曇り空、風も波も若干あるコンディションのなか、定置網船「川長三晃丸」を使用して、平塚新港沖~相模川河口沖にかけて、水深6m~12mほどの海域を耕耘してきました。
今回の耕耘では貝類は採集されませんでしたが、小さめのヒラメやシタビラメなどが採集されました。
今年度の海底耕うん事業は最後となりました。
6日間を各2時間程度おこなった耕耘程度では、広い海原では大した影響を与えることはできないと思います。
それでも、少しでも海底を耕すことで生物の住みやすい環境を作り、漁業者の水揚げにつながることを期待しています。