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港小学校で地産地消給食!今回はシュモクザメ!5年生が動きました♪

2022年2月15日(火)
平塚市立港小学校5年3組が、総合学習の時間で地産地消をテーマに学習を進める中で、地場産品を使った給食を食べる計画を立て、学校内で検討が進められ実現されました。

結果、当漁港定置網漁業で水揚げされている「シュモクザメ」に着目!給食に至りました。5年生は、昨年同学校でシイラ給食を展開してくれた6年生にお礼も含めてサプライズ給食としたいと極秘裏に授業、栄養士教諭等との調整を進め、実現に至ったそうです。

当漁港に近い小学校を舞台に展開される、地場産のお魚を活用した地産地消給食。当組合にとってもとても嬉しく盛り上がっております。また、シイラ給食を展開してくれた1つ上の先輩たちへのお礼という点においても、学校内で地産地消を通して暖かなアクションとなり感激しました。

今回は、コロナウイルス感染症拡大状況から、当組合も見学なし、、、これは仕方がありません。。。
学校から提供いただいた写真を拝見!「シュモクザメのレモンから揚げ」すごくおいしそうで、食べたくて仕方ありません!小田原産のレモンピューレもトッピング!
また、コロナ禍で様々な制限や学校が休みになったりと負担がある中、ニコニコと給食を食べている姿、すごく嬉しいです。

シュモクザメは、数年前まで網に入っても流通ぜず、未利用のお魚の1つでした。しかし最近、利活用してくれる飲食店が茅ヶ崎を中心に増え、㈱平塚茅ヶ崎魚市場でも定置網から仕入れ処理ストックしてくれています。定置網の漁業者もシュモクザメが水揚げされたときは、手早く血抜き処理を施しています。今回は思いがけずの、学校給食でのサメ展開。みんなが喜んでくれて、地産地消の輪。ますます広がっていくことに期待したいです。5年3組の皆さん、関係者の皆様ありがとうございました!

あの映像がついに!湘南ケーブルテレビで放送された「僕らのシイラアカデミア~学校給食編」平塚のシイラプロジェクトが躍進しました。

2021年12月17日(金)
ついに、あの映像「僕らのシイラアカデミア~学校給食編」が当組合YouTubeチャンネルにUPされました。
これは、湘南ケーブルネットワークテレビさんによる熱心な取材により収録、編集された地元平塚市立港小学校6年生が取組んだシイラ給食の道のり映像です。

きっかけは、当時5年生だった生徒たちが総合学習の中で地元のお魚について調べ始めました。平塚漁港でシイラが水揚げされているけど、食べたことが無い。。そんな疑問からシイラを調べ当組合の取組に注目してくれました。5年生のまとめとして、動画制作を実施。その動画を全校生徒に見てもらおうと各教室へ行き、先生に直談判。

年度が変わったころ、学校内ではシイラを食べたい、シイラを食べようという動きになり学校給食でシイラを食べるためには、どうしたらよいのか?と栄養士さんや市学校給食課に相談。。。。

そんな一連の流れから給食を食べるまでに至ったストーリーをまとめた動画です。是非ご覧になってください。港小学校生徒たちをはじめ、校長・先生たち、皆様に感謝です。本当に素敵な企画に参画できて楽しかったし、感動しました。ありがとうございます。

弦斎食育かるた から繋がる自然、人、街にもやさしいオーガニックが広がる社会へ

平塚ゆかりの作家である 村井弦斎の著書から生まれた「弦斎食育かるた」
食育が立派な脳と体を育てると、かるたの中にはその秘訣を遊びながら学べると人気!現在は、市観光協会「みなくる平塚」や「平塚駅ラスカ5F」にあるサクラ書店でも増版販売となっています。

村井弦斎かるたアイキャッチ

かるたは、湘南ケーブルネットワーク開局30周年を記念して発行され、かるたの中にはお魚のことも多く登場することから、当組合も協力、数量限定販売しております。弦斎食育かるたを通して、食について考え、より素材を活かした調理法など見直してみるのも良いと思います。地産地消を考えていくと、魚以外に野菜もあります。中でもオーガニックにこだわった生産を広めようと展開されている農家もあります。

先日、平塚市内でサスティナブルな農業を提案、オーガニック野菜の栽培ノウハウを伝承するスクールを手掛け、野菜の生産販売を行っている「いかす農場」さんへ遊びに行きました。

平塚漁港から車を北西へ15分走らせると、目の前に広がる 農場風景。

ふと気づかされたのが、自然界を回遊する天然魚を扱う平塚市漁協の漁師たちはオーガニックな生産者であること。私はオーガニックという言葉は、敷居が高く農薬を使わない方法で作った特別な野菜というイメージしか持っていませんでしたが、すごく身近なところにオーガニックがありました♪とても親近感が持てました。
いかす農場の白土さんのお話を聞くと、無農薬で生産するためのメカニズムや技術がある。バランスがとれた野菜は痩せすぎず、肥えすぎず、元気で虫にも強い、、、シンプルにわかりやすい言葉を選んで説明いただきました。もっと知りたく、そして無農薬野菜を食べたくなります。

この日集合していたメンバーは、「ママ♡エンジェルスやるじゃん!平塚」の山口さん。にのみやみんなにやさしいごはんプロジェクトの森山さん、佐々木さん。お話に耳を傾けていると、学校給食などの素材をオーガニックに変えていくことで、子供たちの健康だけでなく、環境・社会・経済様々な面でよい流れになっていく。。。。「村井弦斎の会」小林さん、「高久製パン」高久さん、「湘南NPOサポートセンター」泉さん、一緒にご参加いただきました。

オーガニックには、単なる健康志向という側面だけでなく、社会全体をよくする側面も感じることができました。漁業に話を戻すと、ここ数年で市内単独調理校では、地場産のサバを使用していただけるようになってきました。もともと栄養士さんや行政も地産地消や地元生産者の原料を使用したいという考えはありましたが、生産者・加工業者側の体制がリンクしていませんでした。少しずつですが、みんなの力を合わせて平塚の漁師たちが獲った魚を地元の子供たちに、学校給食を通して提供できるようになってきています。今後もコツコツ盛り上げていきたいと益々思いました。

村井弦斎の会 小林さんよりご提供♪ 弦斎レシピから再現8品!!