「ブルーカーボン」タグアーカイブ

タマ三郎のブルーカーボンチャレンジは、食べるところまで♪

2022年12月~2023年3月にかけて取り組んだ
ひらつかタマ三郎のブルーカーボンチャレンジでは、美味しく食べるところまでをイメージして取組を進めてきました。

本来、ブルーカーボンとは、育ったわかめがCO2をたくさん吸収して、そのまま海の中で消失することでCO2が固定されることを意味するようです。せっかく育ったわかめは、美味しく頂きたい。しかも、平塚で育ったわかめを市民の皆様へ提供したいという目標があります。地産地消&フードマイレージの短いワカメは、確実にCO2を抑えているでしょっ!てことで、来年はもっとそうできるように今回は、ちょこっとイメージ&アクションをしてみました。

ブルーかボンチャレンジ食べる編あさつゆ販売

(穫れたてを販売)
当組合で水揚げされた魚は、JA湘南あさつゆ広場等で販売をしています。今回、収穫したわかめは、「あさつゆ広場」で限定10袋販売してみました。反応は上々♪並べたわかめは、午前中で9割、当日中に完売となりました。私達もその日の食卓で食べましたが、非常に柔らかく、風味もあり最高でした。私は、しゃぶしゃぶポン酢で頂きました。

(加工品として販売)
平塚茅ヶ崎魚市場さんに出荷して、加工品にしてもらいました。トライとしては、乾燥わかめ、茎わかめ、めかぶです。加工されていく現場を見学しましたが、収穫されたわかめを部位ごとに選別処理、葉部は乾燥わかめ用に、茎は加熱調理のお惣菜、めかぶは、叩いてネバネバに♪めかぶのトロロ。冷凍保存もできます。

ブルーかボンチャレンジ食べる編食品

(乾燥わかめの可能性)
乾燥わかめにすることで使い道の可能性が広がりますね!
細かくカットして小出しに使用していけば、サラダや汁物に。日々の食卓が賑やかになります。国産の乾燥わかめはそれなりの価値と値段がしますが、水で戻すと10倍くらいになり、長い期間楽しむことができそうです。
学校給食でもカットワカメは使用しているようです。
近い将来、地元の生徒たちが地元でとれたワカメの給食を食べ、ブルーかボンやカーボンニュートラルについて学習する日も近いかも!なんだかワクワクしますね。
乾燥わかめを練り込んだパスタなんかも作れるみたいですよ!身体に対する効果に期待!?面白そうですね。

いずれにしても、ブルーカーボンの取組みの継続と取組みを実行する漁師たちがいないと実現しません。平塚産わかめの直売所での販売も、食べることも来年までのお楽しみです。みんなで盛り上がって行きましょう!

わかめの美味しい食べ方をまとめたパンフレットを入手しました。是非ご覧になって、わかめを楽しんで下さい♪
「わかめを100倍楽しむレシピ」
https://www.jf-hiratsuka.org/wakame100bai

このひらつかタマ三郎のブルーカーボンチャレンジは、
ヤフー株式会社
企業版ふるさと納税
平塚市「Yahoo!JAPAN地域カーボンニュートラル促進プロジェクト」のサポートを受けて取組みを進めています。
平塚市HPでも紹介いただいています。こちらから
https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/sangyo/page33_00079.html

わかめ食害対策にトライしましたが、、、(汗)さぁ次に繋げましょう!やってみるとわかることがたくさんアル♪

2022年12月~2023年3月にかけて取り組んだ
ひらつかタマ三郎のブルーカーボンチャレンジでは、2022年1月に波力発電施設を活用した実験でわかめが食害にあってしまったことから食害にあわないように何かできないかと取組みを行いました。

思い起こせば、、2021年の冬。
波力発電施設に設置したわかめがあっという間に食べられるという衝撃のスタートでした。

本当に食べられちゃうのか、おとりワカメ(笑)を釣るして様子を。
食べられる雰囲気が無~いと気を抜いたら、がっつり食べられてしまい~~。

悔しいから犯行現場を抑えようと、カメラで、、、なかなか現場を抑えることができず。。。という状況でした。

ということで、2023年は、食べられないようにしたらいいんじゃぁない。枠に網を張って中にワカメの種を入れたら食害にあわずに育つんじゃぁないかと食害対策装置を漁港内にぶら下げてみたところです。

結果~
わかめが育たず(涙)
枠に設置した網が汚れて行き、太陽光線を遮った?ことからワカメが育たない?!もっと細くて汚れがつきにくい網?にしなくてはならないのかな?狭い環境ではわかめも育ちにくいのか?潮が当たることが必要なのか?
そもそも、漁港内に設置したわかめは、食害にあっていませんでした。波力発電施設のような漁港の外で実験を行う必要があるのかもしれませんね。
わかったことは、漁港内では食害にあう可能性は少ない。漁港内にわかめを食べる魚がいなかった?ということでしょうか。漁港内は、ブルーカーボン増殖に向いている?ということでしょうか。

このひらつかタマ三郎のブルーカーボンチャレンジは、
ヤフー株式会社
企業版ふるさと納税
平塚市「Yahoo!JAPAN地域カーボンニュートラル促進プロジェクト」のサポートを受けて取組みを進めています。
平塚市HPでも紹介いただいています。こちらから
https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/sangyo/page33_00079.html

ワカメの種付けから約70日目。ついに収穫の日が来ました。CO2をたくさん吸収したワカメたちの姿です。

2023年3月8日(水)
ついにこの日が来ました。収穫です。
ワカメの種付けから約70日が経過し、沖合の定置網と漁港内でワカメたちはすくすくCO2を吸収しながら育ちました。

約2ヵ月で、何倍という大きさになったのでしょう!
昨年12月27日の種付け時には、まだまだ赤ちゃんワカメがとんでもない大きさと量になりました。海水の中でCO2を吸収しながらもどんどん大きくなっていく姿に驚かされました。

葉部、茎、めかぶとちゃんとワカメになっていました。
一部、食害にあった!?ような跡も見られましたが、ここまで大きくなった姿を見れば立派です。ワカメをはじめとする海藻類たちが生い茂って、そこに生まれる生態系。カーボンニュートラルを促進しながらも、漁場を豊かにする可能性も。嬉しい効果がいっぱいです。

漁港内のワカメも沖合のワカメに負けていません。漁港周辺の環境に目を向けると海藻たちが生い茂っている場所が存在します。海藻類が減っているという現状はありますが、場所によっては藻場となっている箇所も。そういった場所を増やして行きたいですね。

CO2吸収に大活躍したワカメたちは、しっかりとおいしく食べたいと思います。次は、美味しくいただきます編を展開しようかな。ワカメは、楽しみ方がたくさん。私たちの食卓を賑やかにしてくれます。

このひらつかタマ三郎のブルーカーボンチャレンジは、
ヤフー株式会社 企業版ふるさと納税
平塚市「Yahoo!JAPAN地域カーボンニュートラル促進プロジェクト」のサポートを受けて取組みを進めています。
平塚市HPでも紹介いただいています。こちらから
https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/sangyo/page33_00079.html