さて問題です。
平塚をはじめ、相模湾では「しらす」漁は盛んで、獲ったしらすは「湘南しらす」と言われ、漁師たちが中心となって販売をしていますが、その「しらす」を獲るための網は船のどこから出ているでしょうか?・・・・・・・・。
正解は!
船の後方からです。写真にもある通り、しらすの船は船の後ろ側が低くなっており、ボールローラーと言われる網巻上げ機がついています。
しらすの群れを見つけたら網をかけて、船の後ろ側に約200m広がり、機械と人力で手繰り寄せて漁獲しています。
このしらす漁特有の動きと船の形を理解していただくことで、プレジャーボートやマリンレジャーなど海を利用する方々は目の前で作業している船が、何を目的でどんな動きをするのか見えてくると思います。是非、海に出る前に観察してみてください。
先日も、網に船が突っ込みそうになる出来事がありました。
2017年には実際に船がそのまま網を横切り、網やロープが切れてしまうという事故も発生しています。皆様ご注意を願います。
2021年5月13日(木)
神奈川県水難救済会として、湘南海上保安署職員と共に相模川両岸に所在するマリーナを巡回し、「平塚 海・川・浜のルール」ブックを配布、普及啓発活動を行いました。
例年は、関係者が集まり合同でパトロールを実施していましたが、去年・今年とコロナ禍によって中止としました。しかしながら、解放感があり、密を回避できる河川や海は、マリンレジャーを楽しむ方々で賑わいを見せています。多くの利用者は、ルールやマナーを守り利用されているところですが、一部利用者においては、気がつかなったり他のマリンスポーツや利用者に対する認識が低く、トラブルの原因になったりもしています。
ゴールデンウィークも明け、これから夏に向かって益々利用者が増えるフィールドをお互いの気遣いによって、トラブル防止につながればと思います。
「Rules(ルール)+Manners(マナー)=Smiles(スマイル)」
ルールを守り、マナーを持った行動は、みんなを笑顔にする♪
上手に利用して遊びましょう!
神奈川県水難救済会平塚救難所は例年5月頃に関係各団体とともに水上パトロールを行ってきました。
このパトロールは、平成13年に作成した「平塚」海・川・浜のルールブックの普及啓発を図り、事故防止とマリンレジャーを行う人々に対しルールやマナーを呼びかける活動です。
しかし新型コロナウィルス感染が拡大している現状を踏まえ、今年の開催を中止としました。
マリンレジャー等においても自粛されている方は多いと思いますが、暖かくなってきてお天気も良いと解放感ある水辺へ出かけたいと思われる方もいらっしゃると思います。
事故やトラブルのないよう、皆さまも十分注意していただくとともに、当会からは関係各団体に対し引き続きルールとマナーの普及啓発にご協力いただくよう依頼しました。
関係機関
(関係行政機関)
国土交通省京浜河川事務所相模出張所・海上保安庁湘南海上保安署・平塚警察署・平塚市消防署(海岸出張所、消防水難救助隊)・平塚市(農水産課・みどり公園水辺課)
(企業・団体)
片倉ボートマリーナ・リバーポートマリーナ・湘南マリーナ・オートスワップ湘南マリーナ・コグレマリンサービス・PW安全協会・日本サーフィン連盟湘南西支部・湘南ひらつかビーチクラブ(ライフセービング部会)・K38JAPAN・はせ川釣具店・浦田釣具店・かめや釣具・平塚フィッシャリーナミニボートクラブ・平塚海岸魅力促進共同事業体(湘南ひらつかビーチセンター指定管理者)
(漁業関係団体)
平塚市漁業協同組合
🐟平塚市漁業協同組合🐟 次回、地どれ魚直売会は、5/24開催予定です。 メニュー内「地どれ魚直売会」⬇をご確認ください😀