2022年1月31日(月)
ひらつかタマ三郎漁港に電池推進船がやってきました。
これは、ヤフー企業版ふるさと納税による「カーボンニュートラルを目指した波力発電関連分野、新産業創出促進事業」として平塚市の委託により実施しているものです。
東京海洋大学の電池推進船「らいちょうⅠ 」を当漁港に持ち込み、当漁港から給電を行う。また、実際に漁業者に乗船、体感してもらい利点問題点と課題をモニタリングします。
![2022.1.31東京海洋大学電池推進船](https://i0.wp.com/www.jf-hiratsuka.org/wp-content/uploads/LINE_ALBUM_DAY-1_220201_18.jpg?resize=474%2C474&ssl=1)
この日は、定置網漁業者に乗船してもらい意見をもらいました。
当漁協では、フォークリフトは電動化していますが、電動化した当初はとても静かで、運転していても運転している感じがしませんでした。今は、電気式フォークリフトは当たり前で当初の不安や違和感はなく使用しています。二酸化炭素排出を抑えるために電動漁船は必要だと感じますが、実際の費用面、現在の操業に影響が出ないかなど心配な声もあります。現在定置網で使用している船には、クレーンやキャプスタン(ロープ巻きあげる機械)などが装備されており、電動化した場合にどうなるかイメージがわかないという声も。大学や事業者の皆さん、そして水産現場、みんなの気持ちを1つに一歩でも前へ、改めてそんな気持ちが強くなる1日でした。「百聞は一見に如かず」漁業者、関係者による乗船は時間の許す限り実施していきます。