「漁業について」カテゴリーアーカイブ

「もじゃこ」が多い。

最近、定置網漁業では「もじゃこ」をよく見かけます。

「もじゃこ」って!?実は漁協職員も馴染みの無い名前に理解できませんでした(-_-;)。 その正体は、、、、出世魚「ブリ」の幼魚。
えっ「ブリ」の幼魚って「ワカシ」じゃぁ。。。
「ワカシ」→「イナダ」→「ワラサ」→「ブリ」こうゆう認識。さらにその下にも「もじゃこ」がいたとは!?

なぜ、ここまで名前が表に出てきたかというと、これまで定置網の水揚げでは「ワカシ」が獲れる一番小さなサイズでした。ところが、今年は、その「ワカシ」のサイズを下回るサイズ20㎝以下クラス「小ワカシ」が多く漁獲されるという状況をみかけます。

そもそも定置網は、沖合に固定して仕掛けた網に迷い込んだ魚だけを漁獲する漁法です。なので、今日その魚に出会えるのはタマタマということ。漁獲する魚は選べないというのが実情です。
(動画で見る定置網漁業↓下記リンクから)
https://www.jf-hiratsuka.org/question/faq3

漁師たちも、「もじゃこ」じゃなくて、「ブリ」の方がいいよ。と口々に言います。それもそのはず、「もじゃこ・小ワカシ」は小さく市場価値が低く「ブリ」は大きく値段がつきやすいからです。大きく育ってから定置網に迷い込んで欲しいです。

そんな「もじゃこ・小ワカシ」を美味しく食べよう!ということでお魚サポーターさんがチャレンジしてくれることになりました。

Cpicon 圧力鍋で簡単!モジャコの甘露煮 by フシッチェ