「検討調査研究」カテゴリーアーカイブ

今年度2回目の海底耕耘事業を行いました

2020年3月23日(金)
今年度2回目の「海底耕耘」事業を行いました。
豊かな漁場になることをめざし、海底を耕すことで漁場を改良、海底のゴミも回収、さらには地先の生物資源の調査も兼ねたこの事業。
今日は昨日までの天気から一転、どんより曇り空で北風が強めに吹く寒い陽気となりました。
そんな中を定置網「川長三晃丸」の船を使用して相模川河口域や新港の西沖あたりを耕耘しました。
広い海原では爪楊枝で引っ掻いたほどの面積にもならないでしょうが、少しでも豊かな漁場・漁業の活性化につながるよう、あと4回行います。

今年も海底耕耘スタート!豊かな漁場をめざし、生物資源調査も兼ねて取り組んでいます。

2020年3月6日(金)
毎年行っている「海底耕耘」事業をスタートです。
豊かな漁場になることをめざし、海底を耕すことで漁場を改良、海底のゴミも回収、さらには地先の生物資源の調査も兼ねたこの事業。少しずつ形を変えながらも20年以上続けてきました。
今年度も6日間行う予定で、その第1日目を行いました。
今日は快晴で風もなく海も穏やか。そんな中を定置網「川長三晃丸」の船を使用して平塚沖へ。
最近は相模湾内の魚が減っているという話もあります。
今後の漁業の活性化につながるよう、あと5回ガンバリます。

先日設置の波力発電、組合員及び関係者向け事前説明

2020年2月20日(木)
先日、2月5日にひらつかタマ三郎漁港(新港)南側岸壁に到着設置された波力発電の漁業組合員向け説明会が開催され参加。発電装置到着後、電気工事などを終え着々と工事が進んでいる様子。工事の進捗状況や波力発電の安全性、機能、今後期待されることなど東京大学生産技術研究所から説明を受けました。

国内では、岩手県久慈にある1号機についで2つ目の波力発電装置。今回当漁港で行われる実験のテーマや2号機を経て3号機へ期待すること、そして波力発電を自然エネルギーとして国内に展開するねらいなどここ平塚で行われている実験の意義を理解しました。島国日本、打ち寄せる波の力を利用して生活に役立てようというシンプルな考え、これを実現するために東京大学を中心とした国内様々な企業や団体が知恵を出し取り組みを進めていることが実感しました。不安定だが強い波のエネルギーを使うことには工夫が必要とのことそれをうまくコントロールして活用できれば、海洋エネルギーの未来は明るいです。

なお、波力発電が設置されている場所は洋上につき危険を伴うため関係者以外立入禁止となっております。今回は関係者向け説明として、安全を確保し立入りをしています。許可の立入りは禁止されておりますので、ご了承お願いいたします。