タマ三郎のブルーカーボンチャレンジ。地どれ魚直売会(番外編)工学院大学による実証実験について、説明ツアーが開催されました。

2025年2月22日(金)
地どれ魚直売会2月22日開催に合わせて、工学院大学による当漁港での実証実験について、説明&漁港ツアーが実施されました。

202502工学院大見学ツアー1

これは、平塚市×工学院大学による産学公連携に関する連携協定に基づき、その第1弾として、当漁港を舞台に、海への肥料設置を実施したものです。設置作業、経過観察は、株式会社不動テトラさん。実証実験の詳細は以下↓のパネルの通りです。

海の肥料発表ポスタ2025
202502工学院大実証実験説明図1

どこで何をしているかというと、ひらつかタマ三郎漁港(新港)内2箇所で実験を行っています。実験場所Aと実験場所Bです。22日のツアーに先立ち、設置1カ月後の様子を不動テトラさんにより確認作業が行われました。
ワカメは、すごくいい感じで成長!やはりワカメの季節ですね。

202502工学院大見学ツアー3

アカモクも、なかなかいい感じ!背丈が伸びています。
カジメは、、、葉が無くなったりと少なくなっていました。食べられたのかな??

202502工学院大見学ツアー4

海底に設置したリンを含んだ石を入れたネットに直接貼り付けたカジメとアカモクは、、、、無くなっている。。食べられたか!?
リンの力で、他のところよりもグングン成長する姿を期待しましたが、、ちょっと難しいですね。

もう一つ面白いことがありました。
実験場所A、実験場所Bは、両方ともひらつかタマ三郎漁港(新港)ですが、同じ新港内でも2つの場所に差が出ました。ロープに付着した珪藻類の差です。なんでこんなに差がでるのか?珪藻類がたくさん着く方がいいのか?わるいのか?

202502工学院大見学ツアー2

この取り組みは小さな一歩かもしれないけれど、海藻は二酸化炭素を吸収し、地球温暖化解消に役立ってくれているということ、私たちが生活をしている中で二酸化炭素排出と、吸収できるよう取り組みを進めることで、カーボンニュートラルにつながる!という思いをもって取組みを行っています。