2022年1月31日(月)
ひらつかタマ三郎漁港に電池推進船がやってきました。
これは、ヤフー企業版ふるさと納税による「カーボンニュートラルを目指した波力発電関連分野、新産業創出促進事業」として平塚市の委託により実施しているものです。
東京海洋大学の電池推進船「らいちょうⅠ 」を当漁港に持ち込み、当漁港から給電を行う。また、実際に漁業者に乗船、体感してもらい利点問題点と課題をモニタリングします。
この日は、定置網漁業者に乗船してもらい意見をもらいました。
当漁協では、フォークリフトは電動化していますが、電動化した当初はとても静かで、運転していても運転している感じがしませんでした。今は、電気式フォークリフトは当たり前で当初の不安や違和感はなく使用しています。二酸化炭素排出を抑えるために電動漁船は必要だと感じますが、実際の費用面、現在の操業に影響が出ないかなど心配な声もあります。現在定置網で使用している船には、クレーンやキャプスタン(ロープ巻きあげる機械)などが装備されており、電動化した場合にどうなるかイメージがわかないという声も。大学や事業者の皆さん、そして水産現場、みんなの気持ちを1つに一歩でも前へ、改めてそんな気持ちが強くなる1日でした。「百聞は一見に如かず」漁業者、関係者による乗船は時間の許す限り実施していきます。
2022年1月25日(火)
漁業新技術検討会を開催いたしました。
今回の話題提供は、東京久栄さんによる「MMC(マルチムーバーカタマラン)」の報告。マリンパートナーズ金巻さんによる「海藻麹の普及活動について」当組合による「波力発電所の波の遮蔽効果による藻場造成(ブルーカーボン)の実証実験について」です。
どの話題提供も、漁業の課題解決に繋がる貴重なテーマ。取組は着実に前に進んでいます。わからないこと、省力化につながりそうなこと、今後の展開が益々楽しみなことと盛り沢山ですが、漁業の課題を産学公連携により解決できるよう引き続きコミュニケーションをとっていきたいです。
2022年1月26日(水)~28日(金)に開催される「再生可能エネルギー世界展示会」に平塚市が出展します。
当組合が事業委託を受け実施しているカーボンニュートラルを目指した波力発電分野での新産業創出促進事業(Yahoo!JAPAN地域カーボンニュートラル促進プロジェクト選定事業)を中心にパネル展示や講演を行います。
講演は、1月26日(水)13:00~13:30(セミナー会場B東4ホール) 市産業振興課 主査 堂谷拓 氏による取組の説明です。
展示場所は、以下を参考(リンクあり)に 是非お越しくださいませ。
🐟平塚市漁業協同組合🐟 次回、地どれ魚直売会は、5/24開催予定です。 メニュー内「地どれ魚直売会」⬇をご確認ください😀