タマ三郎のブルーカーボンチャレンジ!4月に入って様子を確認しました。アカモク元気です。

2024年4月8日(月)
「かじめ」「あかもく」「こんぶ」「わかめ」を設置しています。4月に入り、そろそろ終了していく海藻たちもあるかなぁ~と思いつつ、漁港の中を覗いてみました。

20240408ブルーカーボンチャレンジ

今回、とても元気な海藻が1つ。それは「あかもく」。県水産技術センターから入手したアカモクの苗。最初は10cm程度でしたが、とんでもないボリュームに成長!
「かじめ」は、残念ながら葉が消失してしまいって、、、寂しい感じに。なんだろなぁ~。。。。「こんぶ」はシーズン終了かな。禍根部分が目立ちました。「わかめ」も葉が固くなったり、葉先がギザギザになって痛んでいる様子。メカブはまだしっかりついていました。

20240408海藻様子

2月との比較をすると差はハッキリしますね。今年、当漁港内では「わかめ」が至る所に生えている様子が確認できました。これは、このプロジェクトで設置したワカメの兄弟たちが増えたのかな?そうだと、こういった取組みも意味があるんだと感じます。

20240408あかもく増殖作戦

現在元気な、「あかもく」。今回のプロジェクトでは、【ブロック&ロープ&あかもく】をしかけてうまく成長した場合は、そのまま増殖に繋げられるかもとイメージしていました。数個ですがうまく進んだ【あかもくブロック】があったので、漁港内のアカモクそっくり海藻が自生している場所に追加してみました。この「あかもく」が種を落としどんどん増えることを期待します!観察を継続したいと思います。

当組合では、この取り組みは小さな一歩かもしれないけれど、海藻は二酸化炭素を吸収し、地球温暖化解消に役立ってくれているということ、私たちが生活をしている中で二酸化炭素排出と、吸収できるよう取り組みを進めることで、カーボンニュートラルにつながること。そして、海藻が増えればお魚たちの居場所も増え、資源増につながることを期待して取り組みを進めています。