2025年10月29日(水)
当救済会は、
平塚海岸レスキュードローン実証実験実行委員会の一員として、水上バイクでのフォロー、レスキューボードの出動、現場調整で参加しました。

実際に実証実験を行ってみて感じること、わかることがたくさんありました。だから実証実験はやってみることが大切だと実感です。ドローンは近年、様々なところで活躍しており、市消防でも導入されていて、実際の現場でも活躍しているそうです。
水難事故の場合、発見通報からいかに早く現場に到着するかで、人命が救われるかどうかが決まることが多いと感じています。海のもしもは118番!ということで、海上保安庁に連絡が入って海保が出動したり、119番通報で、市消防水難救助隊が出動したとしても、実際に現場に到着するまでは時間がかかります。だからと言って、発見者が海に飛び込んで助けにいくと単純に行かないのが海上での事故です。
今回実証実験が行われたドローンを活用したレスキューは、ドローンの操作が可能な状況で、救助者のリスクを減らして、例えば浮き輪を渡し、救助機関の救助が来るまで待つとか、事故を未然に防ぐという場合においても、ドローンで注意や警告、様子を確認するなど様々な可能性があると感じました。
しかしながら、レスキューボードやサーフボードと違って、単純に導入。というワケに行かない状況もあります。様々な課題があるのも事実です。今回は、平塚海岸におけるレスキュードローン導入を検討する材料の1つとして一歩を踏み出したところです。調整計画いただきました皆様ありがとうございます。