平塚ゆかりの作家である 村井弦斎の著書から生まれた「弦斎食育かるた」
食育が立派な脳と体を育てると、かるたの中にはその秘訣を遊びながら学べると人気!現在は、市観光協会「みなくる平塚」や「平塚駅ラスカ5F」にあるサクラ書店でも増版販売となっています。
かるたは、湘南ケーブルネットワーク開局30周年を記念して発行され、かるたの中にはお魚のことも多く登場することから、当組合も協力、数量限定販売しております。弦斎食育かるたを通して、食について考え、より素材を活かした調理法など見直してみるのも良いと思います。地産地消を考えていくと、魚以外に野菜もあります。中でもオーガニックにこだわった生産を広めようと展開されている農家もあります。
先日、平塚市内でサスティナブルな農業を提案、オーガニック野菜の栽培ノウハウを伝承するスクールを手掛け、野菜の生産販売を行っている「いかす農場」さんへ遊びに行きました。
ふと気づかされたのが、自然界を回遊する天然魚を扱う平塚市漁協の漁師たちはオーガニックな生産者であること。私はオーガニックという言葉は、敷居が高く農薬を使わない方法で作った特別な野菜というイメージしか持っていませんでしたが、すごく身近なところにオーガニックがありました♪とても親近感が持てました。
いかす農場の白土さんのお話を聞くと、無農薬で生産するためのメカニズムや技術がある。バランスがとれた野菜は痩せすぎず、肥えすぎず、元気で虫にも強い、、、シンプルにわかりやすい言葉を選んで説明いただきました。もっと知りたく、そして無農薬野菜を食べたくなります。
この日集合していたメンバーは、「ママ♡エンジェルスやるじゃん!平塚」の山口さん。にのみやみんなにやさしいごはんプロジェクトの森山さん、佐々木さん。お話に耳を傾けていると、学校給食などの素材をオーガニックに変えていくことで、子供たちの健康だけでなく、環境・社会・経済様々な面でよい流れになっていく。。。。「村井弦斎の会」小林さん、「高久製パン」高久さん、「湘南NPOサポートセンター」泉さん、一緒にご参加いただきました。
オーガニックには、単なる健康志向という側面だけでなく、社会全体をよくする側面も感じることができました。漁業に話を戻すと、ここ数年で市内単独調理校では、地場産のサバを使用していただけるようになってきました。もともと栄養士さんや行政も地産地消や地元生産者の原料を使用したいという考えはありましたが、生産者・加工業者側の体制がリンクしていませんでした。少しずつですが、みんなの力を合わせて平塚の漁師たちが獲った魚を地元の子供たちに、学校給食を通して提供できるようになってきています。今後もコツコツ盛り上げていきたいと益々思いました。