「検討調査研究」カテゴリーアーカイブ

今年度3回目の海底耕耘を行いました

毎年恒例の海底耕耘事業、今年度3回目を行いました。
今日は非常にいいお天気下、定置網「日海丸」を使用して
相模川河口沖海域を中心に耕耘しました。

( 作業の様子)
この事業は海底を耕すことで固まった海底をほぐし、海底土壌改良を
することで魚の集まりやすい環境を作るという目的のほか、資源の
調査も含んでいます。
毎年6回の耕耘事業を行っていますが、少しでも効果が出ることを
期待しつつ、今シーズンはあと3回行う予定です。

石川県の鹿渡島定置を視察

本日1月18日(水)石川県七尾市にある鹿渡島漁港、鹿渡島定置を視察しました。

こちらの定置網では、通常の水揚げの他神経締めをした魚の出荷、加工品の生産・販売など6次産業化の取組が盛んで富山湾の豊かな海と湾内に漁場があることで一年を通して操業できる環境があります。

当組合の定置網は2つあり、それぞれから代表者と組合職員、平塚市職員にて視察を行いました。

基本的に定置網は一緒ですが、操業の仕方や水揚げした魚の付加価値のつけ方など視察させてもらいました。定置網の漁業者も具体的な質問を投げかけていました。どのように活かすかは自分たち次第。今後の取組に活用したいと思います。

平塚海洋エネルギー研究会開催。地球温暖化防止に繋がれ!波力発電。

地球温暖化防止、地域創成をねらい、海洋エネルギーを活用した(波力)発電装置を平塚漁港(新港)に設置し高効率、低コストの地産地消電源を開発をするため研究会の発足式が行われました。
20160609海洋エネ活用温暖化防止研究会
講習会では、1990年ごろから研究が本格化した地球温暖化、2015年には、エルニーニョ現象と重なり過去最高の全球気温上昇を記録したとのこと。欧米をはじめとする海外では2000年頃から海洋エネルギーの研究開発が活発化し、潮流(潮の力)や波力による発電が研究されており、温暖化の防止に役立つエネルギーとして期待が寄せられていることや波力発電にも様々な方式が生み出されており、研究は進んできているものの、海洋というフィールドゆえに困難なことも多く、まだまだ発展途上の分野であることなど取り巻く現状についての勉強会が行われました。
今回、平塚を舞台に東京大学生産技術研究所を中心に様々な企業が参加協力する形で波力発電プロジェクトが立ち上がりました。
ある意味、「平塚発!地球防衛隊の結束式」となった気がします。
様々な企業が平塚に集まり、勉強会&業者間交流会が行われました。平塚漁港の食堂も活用いただきました!
今後当組合としても、夢あるプロジェクトに参加協力させていただき未来に繋がることを期待したいと思います。

(関連記事とページ)
平塚市 「平塚海洋エネルギー研究会」

・2015年10月29日湘南ジャーナル掲載
(波力発電の先駆けへ東京大学の研究室による実験が平塚で始動)
https://shonan-journal.com/