「検討調査研究」カテゴリーアーカイブ

本年度2回目の「海底耕うん」を行いました。

本年度2回目の海底耕耘を行いました。
今日は冷たい北風の吹く曇り空でしたが、海は比較的穏やかな状況。
使用していたロープが切れてしまうハプニングもありながらも、平塚沖の西側、花水川河口沖あたりを耕耘しました。

(作業の様子と切れてしまったロープ)
毎年行っているこの海底耕耘事業、今年の一つの調査目的であったハマグリは、前回ほどの量ではなかったものの姿を確認することができました。
海底耕耘は今年度あと4回計画しています。

毎年恒例の事業「海底耕うん」今年1回目を行いました

今年も毎年恒例の「海底耕耘」事業スタートです。
お天気も良く、海も穏やかな状況で行った今年最初の海底耕耘は、漁場の改良、 海底のごみ回収、生物資源の調査など、さまざまな目的のある事業です。
特に今年の目的としては、平成24年から稚貝放流を行っている「ハマグリ」の資源調査に力をいれたいと考え、従来のものとは異なる耕耘機を準備して1回目の海底耕耘を行いました。
先月行われた新春漁業者交流大会にて、藤沢市漁協が発表したブランド、「湘南はまぐり」に続けと海底耕うん事業前に藤沢市漁協の葉山組合長にお知恵をいただきならのスタートです。

今回の海底耕耘の一つの調査目的であったハマグリも含め、さまざまな生物が確認できました。海底耕耘は今年度あと5回計画しています。海底の状況を把握し、資源管理、環境を意識しながら、漁業者の所得増を狙った取組に繋がることを期待しています。

平塚市、波力発電関連分野での新産業創出セミナーおよび当組合、漁業新技術検討会開催!

2018年2月1日(木)14:00から17:00
平塚市役所本館にて「波力発電関連分野での新産業創出セミナー」が開催されました。また合わせて「漁業新技術検討会」を開催しました。
昨年10月にひらつかタマ三郎漁港(新港)にて、東京大学生産技術研究所が行った「波エネルギーで走る揺れない船」の実証実験の報告と実験から得られた当漁港で実験を行うメリットや見えた課題について、波力発電や自然エネルギーを活用した新たな産業を創出を狙い平塚市がセミナーを開催しました。

第二部として「漁業新技術検討会」を開催、他県での実施されている二枚貝漁場改善技術を漁業者の経験や勘と測量等データを使って効果的な成育環境条件を整理し、二枚貝の死亡率を下げつつ、生存率を高めようとする取組についてや、海上構築物に寄り付く生物や設置した機械等を簡単に確認するための水中カメラの実験、養殖イケスなどで活用が期待される魚群画像から尾数をカウントする仕組の検討など内容盛り沢山で実施しました。

今すぐ実用的でなくても、その先に燃油コスト削減、CO2排出削減に繋がる可能性があったり、当組合はハマグリを放流していますが、放流する場所やタイミングについてももっと効果的な方法がわかるかもしれないと期待する内容でした。
皆様からのお知恵をいただきながら、漁師たちがニッコリするところまでつなげていきたいと思います。

(今回ご参加、ご協力いただきました団体)
東京大学生産技術研究所
株式会社マネージメント企画
テックYM
社団法人日本マリノフォーラム21
シーネットMI
ニチモウ株式会社
株式会社渋谷潜水工業
横浜ゴム株式会社
電源開発株式会社茅ヶ崎研究所
株式会社タシロ
湘南PVテクノ
株式会社サンユウシビルエンジニアリング
神奈川県湘南地域県政総合センター
平塚市