平塚 須賀のまつりが2013年7月20日(土)、21日(日)に開催されます
流行病や災害がなく、大漁満足・五穀豊穣で人々が平和で豊かであることを祈るお祭りとして古くから伝わっている行事の一つです
須賀の鎮守神(通称:明神さん)である三嶋神社のまつりの1つである「須賀のまつり」は、「須賀の入梅まつり」「須賀の長まつり」と言われ、
1600年頃(江戸時代初期)には、【大山千軒須賀千軒(すかせんげん)、南湖は360軒、あいのまつう(松尾)は13軒】と俚言でうたわれ、祭礼もさらに盛り上がりをみせ、輿がのると7日~12日間も続いたことで上記のように言われたそうです(平塚三嶋神社のHPより)
「いま・むかし」カテゴリーアーカイブ
須賀の歴史は平塚の港の歴史、昔から船を使った産業が発展していました
今回は平塚の港地域「須賀」の歴史をご紹介!
上の写真は平成5年に平塚市観光協会さんから発行された
「ふるさと再発見 須賀のくらしと文化」という資料の一部です
この資料では須賀地域の昔の産業や歴史が紹介されています。
今でもこの港のある地域を「須賀」と呼びますが、江戸時代には
「須賀村」が存在していたことや、相模川で船を使った砂利の
運搬が盛んにおこなわれていたこと、漁業ではブリを獲る網、
地引網、カツオの一本釣りなどが紹介されています。
昔からこの地域が海・船とともにあったことが感じられます。
1966年の魚市場と今の魚市場を比較してみました
1966年当時の魚市場です。
画面左にあるタルは、木製の樽で結構な重さだったそうです。
お祭りでは、これに氷を砕いてシロップをかけてかき氷にしたことも
あったそうです。たまにウロコが混じってたとか・・・。
中央にある積まれた横長の箱は、大きな魚が氷と共に運ばれるときに
使う箱です。今はあまり見かけなくなりました。
(1966年の魚市場周辺)
(現在の魚市場周辺)