2022年3月10日(木)
豊かな漁場をめざし、海底を耕すことで漁場を改良、海底のゴミも回収、さらには地先の生物資源の調査も兼ねた海底耕耘、今シーズン5日目を行いました。
今日はやや雲があったものの暖かい陽気、春の近づきを感じました。
定置網船「日海丸」を使用して平塚沖の西側、ヘッドランドから花水河口沖の水深3.5m~6.5mのあたりを約2時間かけて耕耘してきました。
前回の海底耕耘ではヒトデ(ヒラモミジガイ)採集を紹介しましたが、今日は肉厚でやや丸みのあるヒトデを発見。
表は赤いマダラ模様、裏は鮮やかなオレンジ色。
調べてみると「イトマキヒトデ」という岩場ではポピュラーなヒトデのようですが、海底耕耘では初めて見かけました。
その他の生物としては貝類が5種類、ヤドカリなどを採集。
ゴミはほとんど回収されませんでした。
![](https://i0.wp.com/www.jf-hiratsuka.org/wp-content/uploads/b4d1fe8f57572a10679c779c4b907e31.jpg?resize=474%2C262&ssl=1)
今シーズンの海底耕耘は残り1回実施予定です。