今日は平塚市環境政策課に「夏休みこども環境教室(海編)」が
行われました。
市内の小中学生40名と保護者の方たちが参加したこのイベントでは
庄治郎丸・浅八丸の協力による乗船体験もありました。
当組合の組合長より漁業・海について、乗船中の注意などの話の後、
平塚新港を出港しました
船は平塚沖の波浪観測塔、定置網の設置場所、潮目、烏帽子岩を巡る
約1時間の旅。小雨は降ったものの、海は穏やかでした。
潮目では浮いている海藻を船にすくい上げたところ、小さなお魚の姿も。
港に戻ったあとは、平塚の砂浜をビーチコーミング&クリーニング。
子供たちが環境について考える有意義な一日になってくれたらと思います。
「漁業について」カテゴリーアーカイブ
伝統を受け継ぎ、カツオの一本釣り漁へ。丸八丸出漁しました!
夏本番かつおの一本釣り漁が始まりました
先日も、丸八丸は、シラス漁を実施後船を走らせ群れを探して沖合へ
出漁。漁模様は上々早々と帰港しかつおの出荷したところです
かつおの一本釣りは、平塚の漁業とは切っても切り離せない漁業。
歴史をさかのぼると、1800年頃には操業していたことは確実で、
昔は、エンジン付の船ではなかったので、帆で船を走らせ大島付近まで操業していた様子
明治末~大正時代には動力機械が搭載され、エリアは伊豆諸島~房総までが行動範囲に
近年はその一本釣りの知識や経験を生かす形で遊漁船へと転向、発展
そして今かつおの一本釣りだけで生計をたてる漁業者はいませんが、こうして丸八丸は、この時期になると「かつお漁バージョン」に船を切り替え、ナブラ(群れ)を求めて広い海へくりだしています