平塚の漁業について概要を教えてください。

私たち平塚の漁業者が操業している相模湾は、湾口が外洋に広く開き水深が深い開放型の海です。この海には、魚種1300種、カニ類350種、貝類1100余類が生息しているといわれ、国内でも有数な海洋生物の宝庫として知られています。その相模湾の中央に位置する平塚市は、漁業の歴史も古く16世紀半ばには組織的な漁業が行われていました。

現在は、サバ・アジ・イワシなどを対象とした定置網漁業とシラス船曳網漁業を中心に、ヒラメ、イセエビを獲る刺網なども行っています。(参考動画はこちら)また、遊漁船業も盛んで首都圏・県央より多くの釣り愛好家が乗船にきます。毎月第四金曜日に開催する「地どれ魚直売会」では、一本釣りの活魚を中心に、定置網朝どれ鮮魚、シラスなどその日獲れた当港水揚げの魚たちを楽しむことができ、ご好評を頂いております。