2023年11月30日(木)
先日の「かじめ」、「あかもく」に続き、今度は、「こんぶ」の種糸を入手しました。モタモタしているとダメになっちゃうので、設置です。
この小さい海藻が、どうなっていくのか!?
平塚漁港で何者かに食べられる?水質・水温の問題で無くなる?いやいやスクスク育って大きくなる?!いずれにしてもやってみないとわかりません。漁港に設置です。
設置ついでに、先日11月15日に確認した「かじめ」「あかもく」をチェックしてみました。
おやおや?「かじめ」は、悪い感じがしませんが。「あかもく」は、なんだか弱っている?減っている?育っていない?感じがします。これは上手くいかないかもしれません。ここのところシケ模様。漁港の中でも海水がかき回されていました。これがよかったのか、悪かったのか。再度漁港に投入して様子をみたいと思います。
2023年11月15日(水)
さぁ、設置です。神奈川県水産技術センター(三浦市三崎町城ケ島)から入手したアカモクとカジメの苗を漁港に設置しました。
観察用に塩ビ管にロープをつけ、アカモク&カジメを取り付けました。写真は、水中の様子です。
カジメは、当漁港では初めての取り組み。
アカモクはいろいろとトライしてきましたが、なかなか良い成果が見られなかったので、今回は種からではなく苗から設置してみることに。アカモク、カジメとも苗からの設置で漁港で大きくなって、胞子や種を放出することに期待しています。
食害や、シケ等に耐えられるのか、経過を見守りたいと思います。
2023年11月14日(火)
今年も始まりました!
タマ三郎のブルーカーボンチャレンジです。
今年は、まず神奈川県水産技術センター(三浦市三崎町城ケ島)へ行ってきました。
こちらでは、海藻の研究が進められており、特に早熟カジメについて研究が行われています。早熟カジメとは、通常カジメは2年ほどで成熟し胞子を放出するのが一般的なところ、1年で成熟する種類について研究を進め、苗の生産を行っています。
温暖化により海水温が高くなりアイゴやブダイなど海藻を食べる魚たちが多くなりました。2年サイクルで成熟するカジメは、成熟する前に消失している可能性が高く、そこで期待されるのが早熟カジメというわけです。食べられる前に成熟して、胞子を放出、子孫を残す展開に期待されています。
現在相模湾では、海藻が消失しているところが多いといわれています。当組合としては、ブルーカーボンチャレンジとして、まずは漁港内に海藻類設置して海藻を増やす良い流れがつかめないかアクションを起こします。
というわけで、今回早熟カジメとアカモクの苗を入手。
タマ三郎のブルーカーボンチャレンジスタートです。
🐟平塚市漁業協同組合🐟 地どれ魚直売会は1月~3月はお休みです。 メニュー内「地どれ魚直売会」⬇をご確認ください😀