水中動画魚眼カメラ動作確認を行いました。

2019年11月21(木)
当組合が実施する漁業新技術検討会で検討課題として 東京大学生産技術研究所 &テックYMさんよりご提案いただいている水中を簡易にモニタリングすることを目指してた水中動画魚眼カメラの作動試験を行いました。

20191121水中動画魚眼カメラ作動確認

通常、水の中にある漁具や漁港岸壁などを確認する際は、ダイバーを手配し写真や動画、目視に確認することが多いですが、手配や費用面で負担がかかりもう少し簡易的に確認することができればトラブルの原因を早期発見、解決につながる可能性が高くなります。定置網漁業でも、なんとなく魚の入りが悪い気がする、網の具合をちょっと確認したい。また漁港内に設置したポンプなどの貝類など付着状況、配置具合などちょっと見えたらなという状況に役立ちそうです。
今回は、神奈川県、平塚市、シーネットMIの参加のもと東京大学が所有する波浪観測タワー周辺にてカメラがどのように水中で映像をとらえるか、タワーに付着した生物や回遊する生物の姿が確認できるか、リモコンで自走するロボットがどの程度コントロールできるかなど動作確認を行いました。まだまだ課題は多いですが、開発、研究者たちと行政、漁業者が洋上で意見交換しより良い物を作るため議論する姿は役立つ装置開発の近道のような気がしました。今後も検討は続きます。