「検討調査研究」カテゴリーアーカイブ

今期最後の海底耕耘実施。今期はゴミも生物も少なめでした。

海底耕耘事業、今期最後の6回目を行いました。
今日は徐々に南風が強くなってくる状況のなか、
定置網「川長三晃丸」を使用してひらつかタマ三郎漁港(新港)
西側を耕耘しました。
(耕耘中の海況。奥に平塚沖の波浪観測塔 )

この事業は海底を耕すことで固まった海底をほぐし、
海底土壌改良をすることで魚の集まりやすい環境を
作るという目的のほか、ごみの回収、生物資源の調査も
含んでいます。
今期予定していた6回の耕耘が終了し、海底に溜まったゴミの回収量、
貝・魚類などの生物資源は少ない結果でした。
魚の住みやすい環境をつくり魚が集まってくるることが漁業者の
漁獲高の向上になることにもつながっていきます。
この海底耕耘事業、広い海ではひっかき傷程度にもならないような
ものかもしれませんが、良い環境づくりにつながることを願っています。