「漁師たちの困った」カテゴリーアーカイブ

救済会:海・川・浜のルール、マナー普及啓発活動を行いました!

2021年5月13日(木)
神奈川県水難救済会として、湘南海上保安署職員と共に相模川両岸に所在するマリーナを巡回し、「平塚 海・川・浜のルール」ブックを配布、普及啓発活動を行いました。

20210513救済会普及啓発パトロール

例年は、関係者が集まり合同でパトロールを実施していましたが、去年・今年とコロナ禍によって中止としました。しかしながら、解放感があり、密を回避できる河川や海は、マリンレジャーを楽しむ方々で賑わいを見せています。多くの利用者は、ルールやマナーを守り利用されているところですが、一部利用者においては、気がつかなったり他のマリンスポーツや利用者に対する認識が低く、トラブルの原因になったりもしています。

ゴールデンウィークも明け、これから夏に向かって益々利用者が増えるフィールドをお互いの気遣いによって、トラブル防止につながればと思います。
「Rules(ルール)+Manners(マナー)=Smiles(スマイル)」
ルールを守り、マナーを持った行動は、みんなを笑顔にする♪
上手に利用して遊びましょう!

海川浜救済会ステッカー

県の協力を得て昨年の台風により相模川河口沖海域に堆積した流木等の除去作業を行いました

昨年10月に襲来した台風では漁業者も大きな被害を受けました。
定置網の被害についてはご紹介しましたが、 そのほかにも相模川から流れてきた流木などが相模川河口付近に堆積し特にシラス漁を行う際に網が引っ掛かり破れるなどトラブルが起きていました。 この状況に対し、 この状況に対し、3/15に堆積物の確認3/16・17に堆積物の除去作業を実施 することができました。

作業は神奈川県にもご協力いただき県水産技術センター調査船「江の島丸」に出船、渋谷潜水工業さんの協力も得て実施しました。その他、多くの関係者から対応についてご助言、お力添えをいただき作業実施まで行うことができました。ありがとうございました。

漁業は自然の影響を大きく受ける産業です。
最近は台風で受ける被害が大きくなっている感がありますが、台風に限らず自然災害がなく過ごせることを願います。

定置網 日海丸被害状況

台風19号により被害を受けた定置網。
当組合には2つの定置網があり、両方とも被害を受けました。
その1つ、日海丸は平塚沖約2㎞に網が設置してあり、漁業者からこんな感じだったよ。と写真を入手したので記事に。

定置網日海丸被害状況その2
写真提供:県水産技術センター相模湾試験場、定置網漁業者(日海丸)

上の写真も2017年10月に台風後に撮影してもらった画像です。こちらも定置網の1部が壊れ被害がありました。しかし、今回の台風19号はその比ではないことがわかります。わかりやすいようで、わかりずらいのですが、真ん中の写真に定置網の影、形がほとんどないのです。よーく目を凝らすと写真左上の方に浮きや網が集まっています。写真右下が、その集まった漁具です。なかなか、漁業は、普段見ないだけに、こーやって写真を並べてもわかりにくい、、、、ですね。わかる人が見たら異常な状態なのです。。。が。写真左下は、絡まった流木の撤去風景です。これは明らかに流木なのでこんなのも引っかかるんだ、、、、とわかりやすいかな??

なお、現在定置網日海丸は、網全体の完全補修は行わず少しでもお魚を獲ることを優先して操業を開始しました。漁獲しながら網全体の補修作業、復旧作業を行うとのことです。
定置網川長三晃丸の方は、現在漁港内で定置網を海の中で固定している土俵づくりを行っております。今後復旧の様子が報告できればお伝えいたします。